1960-09-13 第35回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
次に、お尋ねを申し上げたいのは、いわゆる恒久対策で、先般の委員会で大臣に対する質問に対して農地局長がかわって御答弁になりましたが、現在あります予算の一割をレザーブしてあるので、これをできるだけ旱害地に回したいという御答弁でありました。そこで現地の実情をいろいろ見て参りますと、ため池を浚渫したりかさ上げをしたい、あるいは水路を改修したいという希望が非常に農民の間から盛り上がっておるわけであります。
次に、お尋ねを申し上げたいのは、いわゆる恒久対策で、先般の委員会で大臣に対する質問に対して農地局長がかわって御答弁になりましたが、現在あります予算の一割をレザーブしてあるので、これをできるだけ旱害地に回したいという御答弁でありました。そこで現地の実情をいろいろ見て参りますと、ため池を浚渫したりかさ上げをしたい、あるいは水路を改修したいという希望が非常に農民の間から盛り上がっておるわけであります。
○伊東説明員 旱害地の金融の問題でございますが、実は三十三年度には五分の金融で一億というものを一応やりました。これは災害のワクから出したわけでございます。先生のおっしゃいますのは、それと違いまして三分五厘の問題でございますが、実はこれは今年のワクは御承知の通り九十億でございます。今申し込みがありますのは約八十億ぐらいになっておりまして、残りはわずかでございます。
○倉成委員 今団体営のお話が出ましたが、農林漁業資金につきまして、これはどの程度のワクを旱害地に振り向ける余裕があるかということを、大まかでけっこうですから、わかっておりましたら……。三分五厘の問題です。
ということは、従来レザーブした事業を旱害地帯に少しずつやるということでございますので、そういうことでなくて、やはり旱害地の人々を働かせるために積極的に事業を起こしていく、それから地元負担も、従来の負担でなくて、もう少し軽減した形でやる。これは地元の人が働く意欲も非常に出て参りますし、適切な施策だということを特に大臣に申し上げているわけであります。
また、食糧庁で旱害地に対する米の集荷の期間を十日間延長していただくというふうに、非常に適切な対策を講じられたことについて、深い敬意を表する次第でございます。また、現地で自衛隊がこの旱害対策についていろいろな御援助をいただいたことについても、深い敬意を表するものでございますが、今度の旱害の実情が、東京で考えておりますより、現地へ参りますと非常に深刻なものがある。
○齋藤説明員 ただいま御質問のありました旱害地における救農土木事業の実施の必要性につきましては、われわれ、現地におけるいろいろの視察の結果なり、あるいはその後の現地における報告等によりまして、その実情につきましては十分考えておるところでございます。
○齋藤説明員 旱害地における救農土木事業につきましては、今政務次官から御答弁がありました通り、われわれも、今回の災害地帯に対しましては何らかのそういう措置が必要であるということについては御説の通りに考えておる次第であります。
○田口委員 私、先般来福岡県あるいは長崎県等の旱害地を実際に見て回ったのでございますが、今回の旱害に遭遇いたしまして、農家が非常にぼう然自失しているような実情でございますが、いつもの災害でさような点が見受けられるのでございますが、特に今回非常に苦しんでおるのでございます。
○大坪委員 実は、私、昨日まで西九州、特に有明海沿岸地帯の旱害地の実情を見て回って、東京に引き揚げて参ったのでございます。
農林省の案で見ますと、いろいろ臨時措置費あるいは施設費等についての予算をいろいろ考えておられるようでありますが、これは農林省におきましても大蔵当局ともよく御相談をしていただき、また大蔵当局としてもこの特異性の旱害に対しても、少数なりといえども最も深刻な打撃を受けておるところの旱害地に対しても十分なる措置を講じていただきたい。当局の御所見をお伺いしたいと思います。
○伊瀬幸太郎君 ちょっと小枝委員の質問に対して大蔵省の方から御答弁がございましたが、旱害地の課税の問題でございますが、これはただ収穫の上でことしは豊年であったからということで、普通な収入に査定されては大へん農民は困ると思うのです。そういう点についての具体的な御処置はどういうふうになさるお考えでありますか、お伺いしておきたい。
また旱害地には種子の問題、かなり二毛作地帯は多いのですが、やはり収入の問題、現金収入の問題あるいは場所によりまして飯米の問題等の生じまするところ、相当の被害があります地域につきましては水害と同様に講じようと思っておるのであります。
○青木(正)委員 私どもは、今回の北海道の旱害につきまして調査を命ぜられ、先月二十四日に東京を出発いたしまして、今月の三日まで正味七日間ほど、北海道の旱害地のうち、特に著しい石狩、空知、上川、後志の各支庁管内の市町村を視察して参つたのであります。詳細の点につきましてはお手元にも調査報告書を差上げてありますので、私からはごく概略を申し上げたいと思うのであります。
それは北海道の旱害の状況を視察しまして、私通説に考えましたことは、後志でありましたが、同じ旱害地で、隣の畑は、デント・コーンでありましたが、非常にりつぱにできておる。ところがすぐ隣はわずか二尺程度にしかのびていない。そこで聞いてみると、非常に成長のよくできた土地は、昨年プラウによつていわゆる心土耕をやつた土地だつたのであります。
○深澤委員 大体今の御説明で現況はわかつたのでありますが、しかし本年度の麦の被害に平均二割三分というような都道府縣の要求があるのでありますが、局部的にはまつたく皆無というような悲惨な状態が、旱害地帶にはあるようにわれわれは見ておるのであります。
○北村國務大臣 御承知の通り、われわれ國会議員の中には、旱害地御出身の方も少くないのでありまして、それらの方々からずいぶん詳しい衷情も伺つておるし、陳情書も相当まいつておりますし、わざわざ陳情に見えた方もあります。
かりに第二豫備金で七千萬圓支出されたといたしましても、平野前農林大臣竝びにそこにおいでになる井上政務次官が旱害地を視察せられたときに、大體國から七割程度の補助は極力骨を折るというように言明されたことを、農民は非常に頼みにしておるのでありますが、一體その何割に當るかをよく考えていただきたいのであります。
十二月四日 薪炭需給調節特別會計廢止に關する陳情書 (第六〇一號) 家庭用越冬燃料價格引下に關する陳情書 (第六〇七號) 農地調整法等改正に關する陳情書 (第六一二號) 灌漑應急施設費全額國庫負擔に關する陳情 (第六一五 號) 旱害地農家救濟のため國庫補助金交付の陳情書 (第六一六號) 農地委員會經費國庫補助増額に關する陳情書 (第六一九號) 競馬法の改正に關する陳情書
なお簡單なことでございますが、ちよつと私の皆さんに御報告をいたしておきたいことは、寒冷地の官公吏に對する石炭、木炭の代金というようなもの、寒冷地における特別の手當であるとか、あるいは先般來御質疑のございました關西方面を主とする旱害地、旱害のために被害を受けた問題でありますが、これらに對する措置に關しましては、政府におきましてもできるだけの解決に御努力をされて、二十二日ごろには何らかの御報告を得ることができるかと
平野前農林大臣並びに和田経済安定本部長官は、すでに和歌山縣、奈良縣等の旱害地を実地に調査されまして、それぞれ農民に対しまして、政府は十分処置を講ずるということを約束いたしまして、農民の最後の努力を要請しておるのであります。
○山崎恒君 第九十九條と百九條に關連いたしまして、組合の事業の運營の問題でありまするが、九十九條には共濟組合の共濟金の支拂の面におきまして、いわゆる通常管理の損害防止を怠つてはならない、或いは組合員は、損害防止のために特に必要なる指示を組合からした場合に、その指示に從わないというような場合には、組合がその支拂の責を免れるというようなことが謳われておるのでありまするが、例えば旱害地帶において、當然或る
次に災對策について、たとえば冷害旱害地帶等におきまして、 〔大島(義)委員代理退席、委員長着席〕 冷旱害を免れるために、品種の改良等において過去においても相當實績を示されておるということは信じておりますが、いま一段この方面についての研究及び實際の場合に適切な指導をしてもらうためには、災害豫防對策の技術面においていかなる用意をされておるか。
○井上政府委員 水害應急對策につきましては、對策費につきましてはそれぞれ閣議の決定を經まして、必要な處置を講じてまいつておりますが、旱害地帶に對する應急施設費については、政府として具體的にいくら補助するとか、あるいはまたは將來の施設をどうするかというようなことについて、被害地の懸當局との間に具體案をつくりまして、そうして早く經濟安定本部の方へその要求を出してまいりましたところ、最近になりまして、旱害對策
殊に旱害地帶におきましては、こういう逼迫した食糧事情でありますために、何とかして稻を枯らさずに收穫をあげたいということで、たいへんな勞力と費用を支出いたしまして努力したのでありますが、天のさいわいするところとならず、相當廣汎な地域にわたつて、すでに收穫皆無の状態に陷つておるのであります。
なお今後におけるところの旱害地帶に對して、恒久的な設備をしなければならないのでありますが、これらに對しての補助金の支出を考慮しておるか。この點を質問いたしたいと思います。以上であります。
戰時中における土地改良は主として暗渠排水を以て土地改良の事業として莫大な費用をかけたのでありますが、半面最近森林の濫伐によりまして、殆ど根水というものがなくなつたので、殊に本年度のごときは關東地方殊に千葉縣のごときは現在四萬町歩の旱害地帶を出しております。